令和6年度社会保険労務士試験・択一式「短評」

この解答は、速報段階(令和6年8月26日午後3時現在)のものであり、後日変更する場合があります。また、試験機関による解答について保証するものではありません。

なお、以下にある「平易・普通・難問」の表記は、過去の本試験を基準に機械的に分類しているものです。

1.労働基準法及び労働安全衛生法

問1〔平易〕D

問2〔普通〕C

問3〔平易〕E

問4〔難問〕A

問5〔普通〕C

問6〔普通〕D

問7〔平易〕A

問8〔平易〕B

問9〔普通〕D

問10〔平易〕C

【短評】

労基法は問5を除いて比較的平易。3点~4点は確保できる。安衛法は問8と問10で2点を確保できる。全体で5~6点は確保できる。

2.労働者災害補償保険法(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。)

問1〔平易〕A

問2〔平易〕D

問3〔普通〕C

問4〔難問〕D

問5〔平易〕C

問6〔普通〕C

問7〔平易〕B

問8〔平易〕E

問9〔平易〕B

問10〔普通〕D

【短評】

労災法は問1、問2、問5、問7を正解することによって、4~5点は確保できる。徴収法は問8と問9で2点は確保できる。全体で6~7点は確保できる。

3.雇用保険法(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。)

問1〔平易〕A

問2〔普通〕B

問3〔平易〕D

問4〔普通〕D

問5〔普通〕E

問6〔平易〕A

問7〔難問〕E

問8〔平易〕C

問9〔普通〕D

問10〔平易〕D

【短評】

雇用法は問1、問3、問6を正解することによって、3点は確保できる。徴収法は問8と問10で2点は確保できる。全体で6~7点は確保したい。

4.労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識

問1〔難問〕D

問2〔難問〕A

問3〔平易〕B

問4〔普通〕E

問5〔難問〕C

問6〔難問〕E

問7〔普通〕D

問8〔平易〕B

問9〔普通〕B

問10〔平易〕C

【短評】

全体的に難度が高いが、問3、問8、問10を確実に得点して、全体で4点を確保したい。

5.健康保険法

問1〔普通〕E

問2〔普通〕B

問3〔普通〕E

問4〔難問〕B

問5〔難問〕E

問6〔平易〕D

問7〔難問〕D

問8〔平易〕B

問9〔普通〕C

問10〔普通〕D

【短評】

難問や初見の問題が多いため、全体として4点を確保したい。

6.厚生年金保険法

問1〔平易〕C

問2〔平易〕B

問3〔平易〕D

問4〔平易〕C

問5〔普通〕C

問6〔普通〕A

問7〔平易〕D

問8〔平易〕C

問9〔平易〕E

問10〔平易〕D

【短評】

比較的平易な問題が多かった。読み疲れがあったと思われるが、8点は確保したい。

7.国民年金法

問1〔平易〕C

問2〔平易〕C

問3〔普通〕A

問4〔普通〕B

問5〔平易〕D

問6〔平易〕E

問7〔普通〕D

問8〔普通〕B

問9〔平易〕D

問10〔平易〕E

【短評】

平易な問題が多く、普段どおりの実力を発揮できれば7点は確保できる。

【全体講評】

初見の問題が散見され、個数問題も6問あり、ページ数も66頁と多いため、難度が高かった。合格ラインは、42点と予想する。(一般常識と健康保険法は、3点救済の可能性も否定できない。)

【参考】

あくまでも、参考ですが、過去の本試験で、択一式の合格基準点が「42点以下」となった年度は以下のとおりです。

平成28年度「42点」(3科目で「3点救済」あり)

平成18年度「41点」(2科目で「3点救済」あり)

平成16年度「42点」(3科目で「3点救済」あり)