本日の受験弁当
〔問1〕択一式定番問題(労働基準法)
派遣中の労働者の年次有給休暇について、事業の正常な運営が妨げられるかどうかの判断は、派遣先の事業についてなされる。
〔問2〕労一選択式(平成25年若年者雇用実態調査)
若年正社員の採用選考をした事業所のうち、採用選考にあたり重視した点(複数回答)について採用区分別にみると、「新規学卒者」、「中途採用者」とも「【 A 】」がそれぞれ82.9%、74.7%と最も高くなっている。
若年正社員の「定着のための対策を行っている」事業所は70.5%、正社員以外の若年労働者の「定着のための対策を行っている」事業所は54.2%となっている。若年労働者の定着のために実施している対策(複数回答)をみると、「【 B 】」が正社員、正社員以外の労働者ともに最も高く、それぞれ59.5%、59.2%となっている。
- 選択肢A
①コミュニケーション能力 ②体力・ストレス耐性
③マナー・社会常識 ④職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神
- 選択肢B
①仕事の成果に見合った賃金 ②仕事と家庭の両立支援
③職場での意思疎通の向上 ④採用前の詳細な説明・情報提供
〔問3〕労一選択式(平成25年若年者雇用実態調査)
最終学校卒業から1年間に、正社員以外の労働者として勤務した主な理由についてみると、「【 C 】」が27.4%と最も高く、「自分の希望する会社で正社員の募集がなかった」が16.7%、「元々、正社員を希望していなかった」が15.4%の順となっている
初めて勤務した会社での勤続期間をみると、男女ともに「【 D 】」階級が最も高く、男21.4%、女21.1%となっている。
また、在学していない若年労働者のうち「3年未満」で初めて勤務した会社をやめた者の割合をみると、男女ともに【 E 】を超えている。
- 選択肢C
①正社員求人に応募したが採用されなかった
②正社員として働くことが、体力的・精神的に難しかったから
③自分の希望する条件に合わなかったので正社員として勤務しなかった
④資格・技能などを身につけるため勉強したかった
- 選択肢D
①1年~2年未満 ②2年~3年未満 ③3年~4年未満 ④4年~5年未満
- 選択肢E
①3割 ②4割 ③5割 ④6割
〔答1〕× 派遣中の労働者の年次有給休暇について、事業の正常な運営が妨げられるかどうかの判断は、「派遣元」の事業についてなされる。代替の労働者の派遣の可能性も含めて派遣元の事業の正常な運営を妨げるかどうかを判断しなければならない。(労働基準法39条5項、昭和61年基発333号)
〔答2〕A:④職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神 B:③職場での意思疎通の向上(平成25年若年者雇用実態調査)
〔答3〕C:①正社員求人に応募したが採用されなかった D:①1年~2年未満 E:④6割(平成25年若年者雇用実態調査)