Pickup白書14(令和7年版高齢社会白書)

本日から、次回の本試験の対象となる「令和7年版高齢社会白書」をピックアップしていきます。

・高齢化の現状

我が国の総人口は、令和6年10月1日現在、1億2,380万人となっている。

65歳以上人口は、3,624万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)も29.3%となった。

65歳以上人口を男女別に見ると、男性は1,572万人、女性は2,053万人で、性比(女性人口100人に対する男性人口)は76.6であり、男性対女性の比は約3対4となっている。

65歳以上人口のうち、「65~74歳人口」は1,547万人(男性741万人、女性805万人)で総人口に占める割合は12.5%となっている。また、「75歳以上人口」は2,078万人(男性830万人、女性1,247万人)で、総人口に占める割合は16.8%であり、65~74歳人口を上回っている。

我が国の65歳以上人口は、昭和25年には総人口の5%に満たなかったが、昭和45年に7%を超え、さらに、平成6年には14%を超えた。高齢化率はその後も上昇を続け、令和6年10月1日現在、29.3%に達している。