Pickup白書16
「高齢化の社会保障給付費に対する影響」
社会保障給付費(年金・医療・福祉その他を合わせた額)全体について見ると、令和3年度は138兆7,433億円となり過去最高の水準となった。また、国民所得に占める割合は35.04%(前年度比0.18ポイント減)となった。社会保障給付費のうち、高齢者関係給付費(年金保険給付費等、高齢者医療給付費、老人福祉サービス給付費及び高年齢雇用継続給付費を合わせた額)について見ると、令和3年度は83兆4,322億円となり、前年度の83兆1,535億円から2,787億円増加した。なお、社会保障給付費に占める割合は60.1%で、前年度から2.8ポイント減少となっている。