Pickup白書25

「雇用情勢の動向」(その4)

2023年10月末時点の外国人労働者数約205万人となり、初めて200万人を超え、2007年に外国人雇用状況の届出が義務化されて以降、11年連続で過去最高を更新した。感染症の拡大による入国制限等の影響から、2020年以降は伸びが鈍化したが、2023年は前年比12.4%増で2019年の13.6%増に近づいた。在留資格別にみると「身分に基づく在留資格」が最も多い状況が続いており、次いで「専門的・技術的分野の在留資格」「技能実習」が多い。近年、2019年4月以降の「特定技能」の受入れなどにより、「専門的・技術的分野の在留資格」が大きく増加しており、直近4年間で約24万人増加している。