本日の受験弁当

〔問1〕択一式定番問題

法41条2号に該当する監督又は管理の地位にある者については、労働時間、休憩及び休日に関する規定は適用除外となっていることから、使用者は、これらの者の時間外労働、休日労働又は深夜業に対して、法37条の規定による割増賃金を支払う必要はない。

 

〔問2〕労一選択式(平成29年版厚生労働白書)

年間総実労働時間は、減少傾向にあり、近年では【 A 】の水準となっているが、いわゆる正社員等については2,000時間前後で推移している。また、週の労働時間が60時間以上の労働者割合も、特に【 B 】で15.1%に上っており、これらの長時間労働の問題への対応が求められている。さらに、経済のグローバル化やサービス経済化の中で、多様なニーズに対応した新たな働き方の選択肢を設けることが求められている。

病気を治療しながら仕事をしている方は、労働人口の【 C 】と多数を占め、病気を理由に仕事を辞めざるを得ない方々や、仕事を続けていても職場の理解が乏しいなど治療と仕事の両立が困難な状況に直面している方々も多く、疾病を持つ労働者の治療と仕事の両立のための支援体制が課題となっている。

このため、2016(平成28)年2月に、事業場が、がん、脳卒中などの疾病を抱える労働者に対して、適切な就業上の措置や治療に対する配慮を行い、治療と仕事が両立できるようにするため、事業場における取組みなどをまとめた「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」を作成しており、その普及や企業等に対する各種支援を行っている。

  • 選択肢A

①1,500時間台後半 ②1,600時間台半ば

③1,700時間台半ば ④1,800時間台前半

  • 選択肢B

①20歳代男性 ②30歳代男性 ③40歳代男性 ④50歳代男性

  • 選択肢C

①3人に1人 ②4人に1人 ③5人に1人 ④10人に1人

 

〔問3〕社一選択式(平成29年版厚生労働白書)

精神疾患患者は、2014(平成26)年は【 D 】となっており、いわゆる4大疾患(がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病)よりも多い状況となっている。

治療薬の発展などにより近年の新規患者の入院期間は短縮化傾向にあり、【 E 】の新規入院患者が1年以内に退院しており、特に統合失調症の入院患者数が減少している。

  • 選択肢D

①92.4万人 ②192.4万人 ③292.4万人 ④392.4万人

  • 選択肢E

①約3割 ②約5割 ③約7割 ④約9割

 

 

〔答1〕× 「監督又は管理の地位にある者」であっても、深夜業に関する規定は適用される。よって、「監督又は管理の地位にある者」であっても、深夜業に対する割増賃金は支払う必要がある。(労働基準法41条2号)

 

〔答2〕A:③1,700時間台半ば B:②30歳代男性 C:①3人に1人(平成29年版厚生労働白書)

 

〔答3〕D:④392.4万人 E:④約9割(平成29年版厚生労働白書)

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