本日の受験弁当

〔問1〕択一式定番問題(健康保険法)

傷病手当金の受給中に出産手当金が支払われるときは、傷病手当金の支給が優先され、その期間中は出産手当金の支給は停止される。

 

〔問2〕択一式定番問題(健康保険法)

被保険者が死産児を出産した場合、出産育児一時金及び家族埋葬料が支給される。

 

〔問3〕択一式定番問題(健康保険法)

高額療養費の多数回該当については、転職により健康保険組合の被保険者であった者が全国健康保険協会管掌健康保険の被保険者に変わった場合でも、高額療養費の支給回数は通算される。

 

 

〔答1〕× 出産手当金を支給する場合においては、その期間、傷病手当金は、支給しない(差額支給を除く)。出産手当金を支給すべき場合において傷病手当金が支払われたときは、その支払われた傷病手当金は、出産手当金の内払とみなす。(健康保険法103条)

※「おめでた優先!」

 

〔答2〕× 妊娠4か月以上(85日以後)の分娩については、生産、死産、流産(人工流産を含む。)又は早産を問わずすべて出産育児一時金等が支給されるが、死産児は被扶養者に該当しないので家族埋葬料は支給されない。(健康保険法102条1項、113条)

 

〔答3〕× 健康保険組合の被保険者から全国健康保険協会管掌健康保険の被保険者に変わる等、管掌する保険者が変わった場合には、支給回数は通算されない。(健康保険法施行令42条1項、昭和59年保険発74号)

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