選択式リハーサル①解答
選択肢のうち、下線部分が正解肢です。
1 労働基準法第2条第1項では、「労働条件は、労働者と使用者が、【 A 】決定すべきものである。」と規定している。
【選択肢A】(労働基準法2条1項)テキストP13
① 合意に基づき ② 対等の立場において ③ 仕事と生活の調和にも配慮しつつ ④ 信義に従い誠実に
2 最高裁判所は、年次有給休暇による欠勤日を皆勤手当の算定において欠勤扱いとすることは適法かどうかが問題となった事件において、次のように判示した。
「労働基準法136条が、使用者は年次有給休暇を取得した労働者に対して【 B 】その他不利益な取扱いをしないようにしなければならないと規定していることからすれば、使用者が、従業員の出勤率の低下を防止する等の観点から、年次有給休暇の取得を何らかの【 C 】と結び付ける措置を採ることは、その経営上の合理性を是認できる場合であっても、できるだけ避けるべきであることはいうまでもないが、右の規定は、それ自体としては、使用者の努力義務を定めたものであって、労働者の年次有給休暇の取得を理由とする不利益取扱いの私法上の効果を否定するまでの効力を有するものとは解されない。」
【選択肢B】(最判平成5.6.25沼津交通事件)テキストP91
① 解雇 ② 賃金の減額 ③ 降格 ④ 懲戒処分
【選択肢C】(最判平成5.6.25沼津交通事件)テキスト未記載
① 経済的不利益 ② 懲戒事由 ③ 勤務評価 ④ 制裁的措置
3 事業者は、常時使用する労働者数が【 D 】人以上の清掃業の事業場においては、総括安全衛生管理者を選任しなければならない。
【選択肢D】(労働安全衛生法10条1項、令2条)テキストP132
① 50 ② 100 ③ 300 ④ 1,000
4 事業者は、空気調和設備(空気を浄化し、その温度、湿度及び流量を調節して供給することができる設備をいう。)を設けている場合は、労働者を常時就業させる室の気温が【 E 】及び相対湿度が40パーセント以上70パーセント以下になるように努めなければならない。
【選択肢E】(事務所衛生規則5条3項)テキスト未記載
① 17度以上28度以下 ② 17度以上27度以下 ③ 18度以上28度以下 ④ 20度以上30度以下